キャンティ・クラシコとは
キャンティとはサンジョベーゼという品種を主体とした赤ワインです。キャンティは場所の名前で、イタリアのフィレンツェとシエナの間に広がる丘にあります。
昔はキャンティ地方で造られたワインのことを「キャンティ」と呼んでいましたが、人気が高いがために他の地区でもキャンティを名乗って販売するところが増えてきてしまったそう。
そこで本来の産地、キャンティ地方は“DOCGキャンティ”から独立して、“DOCGキャンティ・クラシコ”を名乗るようになります。
よく「キャンティ」と「キャンティ・クラシコ」を同じものだと思っている方もいますが、キャンティ・クラシコの方が優れた生産者が多いのが確かです。
本日のおすすめワイン情報

🍷PEPPOLI CHIANTI CLASSICO’2021(ペポリ・キャンティ・クラシコ)
👤ANTINORI(アンティノリ)
🇪🇸イタリア・トスカーナ地方
🍇サンジョベーゼ主体、メルロー、シラー
💰3000円台
スラヴォニア産オークの大樽にて熟成。ごく一部をバリックとステンレスタンクにて熟成。2023年9月に瓶詰め。
アンティノリは14世紀からワインの歴史に名を遺している老舗ワインメーカーです。今ではトスカーナの他にもイタリア各地に10以上のワイナリーを所有しています。
2023年にはイギリスのドリンクス・インターナショナル誌が選ぶ「世界で最も賞賛されるワインブランド2023」にて、なんと第1位を獲得。それほど世界中の人たちから愛されているワインメーカーなのです。
アンティノリといえばスーパータスカンである「ティニャネロ」と「ソライア」。今では価格高騰でかなりのお値段になってますが素晴らしいワインたちです。ぜひそちらも飲んでみてください。
テイスティングコメント

透き通ったルビー色。開けたての香りは堅い印象。
カシスやすみれ、薔薇の香り。湿った土の香り。しっかりとした酸味とタンニン。余韻は長い。
2日目
もっとまろやかになっていて飲みやすくなっていました。香りもとがりが消えた感じです。
抜栓は前日がおすすめ。
ワインに合う料理
キャンティは軽やかな味わいと程よい酸味で、合う料理が多いのが特徴です。私は困ったらキャンティを選ぶことが多いです…笑
生ハムやチーズ。トマトソースのパスタ。もちろんステーキやトリッパなどの牛肉料理にも寄り添います。醤油味の和食にも合わせやすいのでお試しを。

本日は以上です。
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