【ナチュール勉強するなら飲んで!】フランスでビオディナミ農法のワイン造りを初めて成功させたロワールのワイナリー

本日のテイスティング

こんにちは。ソムリエすじこです。今回は、先週のホームパーティでお友達でもあり、ソムリエの先輩に持ってきていただいたワインのテイスティングを記事にしました。

本日のワイン情報

Clos De LaCoulee De Serrant’01(クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン)

生産者 ファミーユ・ジョリー(ニコラ・ジョリー)
生産地 フランス・ロワール
タイプ 白
容 量 750ml
価 格 ? (2018年だと19800円で販売されてます)
品 種 シュナン・ブラン100%

造り手のニコラ・ジョリーは元々ビジネスマンでしたが、1976年に仕事を辞めてサヴニエール村にある母のワイナリーを引き継ぎワイン造りを始めます。最初はワインコンサルタントをつけて、他の生産者と同じく除草剤や化学肥料を使用。しかし畑に昆虫がいなくなり、土壌も明らかに変質しているのに気がつきます。そこで1980年代初めにオーストリアの哲学者であるルドルフ・シュタイナー氏が提唱する「※ビオディナミ」を取り入れたブドウ栽培を実践し、成功させます。今では「ビオディナミの伝道師」とも呼ばれ、歴史に名を刻みました。

※ビオディナミ:オーガニックの一種で、天体の運行や自然の要素を考慮して作物を栽培する農法のこと。大地、空、地球、生態系の間に調和のとれた生命条件を創り出すことを目的としていて少し宗教チックです。

こちらのワイン、“クレ・ド・セラン”はニコラ・ジョリーのモノポール(単独所有している畑)から採れるブドウのみを使って造られたトップキュヴェです。

ロバート・パーカー氏から「ロワールのモンラッシェ」と称賛され、ロワールを代表する1本となっています。ワイン・スペクテーターという有名なワイン誌では、「開栓して1日経ってもへこたれることはなく、古いヴィンテージはまだ活気に満ちている」と取り上げられ、その熟成ポテンシャルが絶賛されています。

テイスティングコメント

コルクも状態がいいです。早速試飲!

透き通った濃いめのイエロー。ドライフルーツの香りとミネラル感、少し土っぽい香りも。熟成による複雑味があります。度数は13%でボリュームがあります。塩味と酸味のバランスが良く、本当に2001年?と思ってしまうほどパワフルな感じ。
抜栓してから10分くらいでより飲みやすくなりました。

みんなで飲むクレ・ド・セランは別格でした。

合う料理

お友達の誕生日パーティだったので、6品作りました。

お品書き
・オレンジとスナックエンドウのサラダ
・アボカドと鯖の和物
・クリームチーズとスモークサーモン、タイム 全粒粉のパン
・生ハムとマカダミアナッツバター、胡椒の塩漬け 全粒粉のパン
・蓮根と山芋、カマンベールチーズのバルサミコソース
・タコと野菜、ハリッサのトマト煮

ワインと料理は合わないものは特にありませんでした。シュナン・ブランは味わいもしっかりしているので、前菜からメインの手前まで白ワインを飲みたい時に選ぶのもおすすめです!今回試飲したクレ・ド・セランは複雑で味わい深いので、もちろん単品でも美味しく飽きずに飲めます。

やっぱり心許せるお友達と美味しいワインを飲めるだけで幸せですね。この時間がずっと続いたらいいな、と思ってしまうすじこでした。

本日は以上です。それでは皆さまいい1日を!

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