第29回ワインを楽しむ会
余市町の冬の風物詩でもある「ワインを楽しむ会」に参加してきました。コロナの時以外毎年開催されていてい今年で29回目を迎えたそう。
まだ余市のワイナリーが一軒しかなかった時代、地元の人にもっとワインを楽しんでもらいたい思いで始まった手作りイベント。今ではワイナリーも増え、余市ワインのファンも多くなってきていることから、毎年道外から来る方もいる人気の会となっています。
場所は余市町の公民会で開催され、チケットも事前購入しないと入れません。今年はチケット250枚限定販売。お友達の妹さんが余市在住ということで、余市町民枠で参加させてもらいました。
まずは駅前のワインバーへ

早く着いてしまったので、駅前のY’n(ワイン)というお店にお邪魔しました。
この日のワインのラインナップはこちら。

ロウブロウクラフトのケルナー(左から4番目)を頼もうと思ったのですが、隣にいたおじさんが「カーヴ・デクラ」のワイン(右から2番目)がレアだから飲んだ方がいいとアドバイスをくれたので、それに従い注文しました。

カーヴ・デクラの「プレフェス’2022」というワイン。生産本数が本当に少ないので世界に一つだけの手書きラベルです。熟成ワインかのようなうっとり綺麗なレンガ色。セパージュはピノノワールとシャルドネ。時間が経つにつれどんどん美味しくなります。余市旅1杯目から大満足でした。
女性店主もかなりご親切に対応してくれました。余市に行ったらまた行きたいお店です。
いざワインを楽しむ会へ

開始15分間に会場に到着。公民館の中は寒いので冷え症の方はカイロは必須です!次回はもっと防寒グッズを持ってこようと反省。

余市町長のご挨拶からの乾杯でスタートです。2時間ワイン飲み放題!席にはオードブルがあり軽くつまみながら飲めるスタイルです。
ちなみに今年のワインメーカーのラインナップはこちら↓
キャメルファーム
ココ・ファーム・ワイナリー
サッポロビール・グランポレール
十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
ドメーヌ・アツシ・スズキ
ドメーヌ・タカヒコ
ドメーヌ・ユイ
ニッカ余市ヴィンヤード
はこだてわいん
北海道中央葡萄酒(株)・千歳ワイナリー
北海道ワイン株式会社
ミソノヴィンヤード
モンガク谷ワイナリー
山田堂
余市ワイン(日本清酒株式会社)
Yoka Winery
リタファーム&ワイナリー
余市以外のワインも飲めます。
まずは私の大本命、アツシ・スズキのワインを試飲。日暮れの雫と茜色 橙’23。安定の美味しい!沁みました。↓(大本命なのに写真を撮り忘れましたので昔の写真を貼ります。左のワインです。)

お次は初めましてのYoka Winery。KERNER’23を試飲。エチケットも可愛いです。

どんどん行きます。ドメーヌ・ユイのA4シャルドネ’23。

ドメーヌ・タカヒコ ヨイチ・ノボリ O-Lie’22。ナナ・ツ・モリの熟成中の澱を集めて、再度熟成させたものを集めた液体。生産本数は100〜200本でドメーヌ・タカヒコの中で一番レアなワインだそう。見るのも飲むのも初めてでしたが、お出汁系の旨みがギュッと凝縮されていて最高。もう少し飲んでみたかったです。セパージュはピノノワールとツヴァイゲルト。

山田堂のYoichi Pinot Noir’23。こちらも純粋に美味しい!ナチュラルワイン好きにはたまりません。

ミソノヴィンヤードのAmber Kerner’24を試飲。まだまだ硬いイメージですがこれからおいしくなりそうです。

大好きなモンガク谷。薄紅桧’23と柏’23。安定の美味しさ。


ニッカ余市ヴィンヤードのPinot Noir’21(白泡)

キャメルファームのバッカス エクストラドライ’22(白泡)。甘味があって飲みやすい!

ココ・ファーム・ワイナリー こことある ぴのろぜ’22(ロゼ)。ピュアでぴちぴちした酸味。最後に相応しいワインでした。

他にもたくさん飲みましたが、ここまでにします。会場は終始ガヤガヤ、みんなワイン片手に笑っていて素敵な会だなぁとしみじみ思いました。ワインの抽選会もあり(当たりませんでしたが)、とても楽しい会でした。日が暮れて帰りは大雪。暗くなるとワインボトルの中のロウソクの火が綺麗!

また来年も行けますように。
コメント