本日のおすすめワイン情報
Pouilly-Fume(プイィ・フュメ)はソーヴィニョン・ブラン100%の白ワインです。 フランスのロワール地方で作られていて、世界的に有名な銘醸地となりました。
プイィ・フュメ…噛みそうな名前ですが、“フュメ”は、煙で燻したという意味のフランス語。まさに燻製したような香りが特徴的です。
🍷Pouilly-Fume 2021(白)
👤Eric Louis(エリック・ルイ)
🇫🇷フランス・ロワール
🍇ソーヴィニヨン・ブラン
💰4000円台
ルイ家の歴史は古く、ロワール地方のサンセール地区トーヴネ村に1860年からブドウ栽培を営んでいます。当主エリック・ルイは4代目で、ブドウ栽培や醸造設備を新しくしました。
厳格なリュット・レゾネ(農薬や除草剤を極力使用しない)へ切り替え、一部のブドウは月の運行カレンダーを採用するなどビオディナミ(農薬と化学肥料を使用せず、宇宙や動物との調和などを重んじた有機栽培の一種)の手法も取り入れています。
収穫はもちろんすべて手摘み。天然酵母のみで発酵を行い、ステンレスタンクを使用して醸造されます。エリックの努力でルイ家のワインの品質は向上。世界中のワインソムリエやメディアに高い評価を受けています!

エチケット(ラベル)は『星の王子さま』という絵本をモチーフにしています。ジャケ買いしたくなる可愛さです!
エリック氏は、「本当に大切なものは目に見えない、というキツネの有名なセリフは、栽培家・醸造家としての私に改めて大きな気づきを与えてくれ、以後のワイン造りにおいて、知識や先入観にとらわれることなく、素直な心で「感じる」ものを大事にするようになりました。」と述べており、若く才能溢れる彼の熱いワイン造りへの想いが象徴されたデザインとなっています。
テイスティングコメント

透き通った淡いレモンイエローの色調。香りはレモンやライムなどの柑橘と青リンゴ、ハーブと青草の爽快な香り。蜜っぽさもあります。火打石やスモーキーな香りも…
飲むとグレープフルーツのようなフレッシュさと、爽やかな酸味とほろ苦さ。
ミネラリーで余韻も長いです。
追記
抜栓3日目でもへこたれない力強さを感じます。一人でちびちび飲む用にもいいですね。
ワインに合う料理
今回は茄子とトマトのパスタと合わせてみました。夏野菜と、ソーヴィニヨン特有の青っぽい香りがバッチリ◎合いました

プイィ・フュメにはスモークサーモンが合うそう。今回はペアリングで用意できなかったのですが、スモーキーな香りに燻製料理が寄り添いそう…(やれば良かったです笑)
今回は以上です。
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