本日のおすすめワイン情報
フランス、ラングドックの赤ワインです。実はラングドック地方のワインは日本のスーパーでも売られています。飲みごたえのあるワインがお手頃に手に入る地方として人気なのです。本日ご紹介するワインはワインショップで置いているところも多く、ネットでも簡単に手に入ります。
🍾Naturamania’21(ナチュラマニア
👤Chateau Coupe Roses(シャトー・クープローズ)
🇫🇷フランス ラングドック地方
🍇シラー70%、グルナッシュ10%、サンソー10%、ムールヴェードル10%
💰2000〜3000円

シャトー・クープローズは400年以上前に創業した歴史ある生産者です。オーナーのフランソワーズ・フリッサン氏は醸造学を大学で学び、その後ジュラでも修行をし、現在は引退。息子のマティアス氏と娘のサラ氏がメインでワイン造りを行っています。
クープローズのセオリーは「ワインは畑で造られる」ということ。90年代半ばにはオーガニック認証を取得。ワインはますます繊細で綺麗な果実と酸の引き締まった味わいになったそうです。
ナチュラマニアは醸造過程で酸化防止剤は一切使用していません。ワインは飲みたいけど体に負荷をかけたくない、という方にいいかもしれません。

テイスティングコメント

濃いめのルビー色。カシスやブラックチェリー、ミントの清涼感と黒胡椒のスパイシーな香りもあります。はっきりとした酸味とシルキーなタンニン。ミネラル感もあります。余韻も長く、楽しめます。度数も13.5%と高め。ミディアム〜フルボディ。
開けてから10分後に野生的な香り(還元臭)が強く出ます。
2日目、還元臭は消えて、ベリー感の強いとてもいい香りに。
3日目、豆臭が出るので、二日で飲み切るといいです。
変化の面白いワインでした。
ワインに合う料理
牛や鴨、羊など肉肉しい料理にはもちろん合いますが、豚肉にたっぷり黒胡椒をかけたスペアリブなんかも合います。

現地の料理で合わせるなら「カスレ」。ビストロでもメニューによくありますがこれは「白インゲン豆とお肉の煮込み料理」です。フランスの方はカスレとラングドックの赤ワインを合わせるみたいです。日本人にはあまり馴染みがないのでお家でやるなら煮込みハンバーグなんかもいいかと思いますよ。
本日は以上です。
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