本日のワイン情報

Sole e Vento’2023 (ソーレ・エ・ヴェント)
生産者 マルコ・デ・バルトリ
生産地 イタリア・シチリア島
タイプ 白・辛口
容 量 750ml
価 格 3000円台
品 種 グリッロ、ズィビッボ
1978年創業のマルコ・デ・バルトリはシチリア島の西部、マルサラという地域にあります。この地域ではマルサラという名前の酒精強化ワインが造られていますね。マルコが作り上げた極辛口の「ヴィッキオ・サンペーリ」というマルサラ酒は、酒精強化が義務付けられるマルサラにおいて一切酒精強化せずに※ソレラシステムで長期熟成させるという、ワイン法によって歪められた現代の作り方に抗議する形で1980年にリリースされました。このような背景から、マルコは伝説的な生産者としてシチリアで名を残しています。(※ソレラシステムとは、ワインの熟成方法のひとつで、熟成期間の異なる樽を積み重ねて熟成させる技術です。目減りした古いワインの樽に新しいワインを継ぎ足していき、それを繰り返すという長期間かかる方法。シェリー酒やラム酒にも使われているシステムです。)

マルコは2011年に亡くなってしまいましたが、現在では息子さん2人と娘さんが世界でも類を見ない素晴らしいワイナリーを引き継いで運営しています。ここまで書くとマルサラ酒を飲んでみたいですが、本日はワインのご紹介です。こちらのワインは、マルサラで獲れたグリッロとパンテッレリーア島で獲れたズィビッボで造られるワイン。ブドウを除梗、優しく破砕し、約24時間のマセレーションとアルコール醗酵を行い、ソフトプレスの後にブドウの果汁を48時間低温で休ませ、ステンレスタンクで醗酵の続きをするという手の込んだ白ワインです。
テイスティングコメント

透き通った輝きのあるレモンイエロー色。
香りはレモンやリンゴなどの果実の香り。開けたてからネガティブがゼロの心地よい香りです。飲んでみると柑橘、パインなどの南国フルーツも感じられ、シチリアの温暖な気候が思い浮かびます。果実の蜜を絞ったようなジューシーさとミネラル感が心地よく、ゴクゴクと喉を通っていきます。塩味や酸味をしっかりと感じられ、魚介料理に合わせたくなるワインです。余韻も長め。
合う料理

真っ先に浮かんだのが、アクアパッツァ!レモンたっぷり絞って食べたいです。この日は冷蔵庫に立派なお魚がなく…エビマヨを作って合わせてみましたが、それも良かったですよ。ワインに寄り添うようにもう少しお酢を入れれば良かったかなと反省していますが。笑
本日は以上です。それではみなさま、良い一日を!
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